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学校法人勝山学園 勝山幼稚園
松山市高砂町1丁目5-12 TEL:089-908-6111
子どもの ❝ 生きる力 ❞ を育てます。 子どもたち一人ひとりと丁寧に向かい合って大切な根っこを育てます。


園長インタビュー

勝山幼稚園 武井 明 園長


自分たちで考え学ぶ「自学自習の力」を身につける
━ 勝山幼稚園として大切にしている事は何ですか?
勝山幼稚園には『生きる力を育む・育てる』という保育理念があります。この生きる力とはそのまま『自立』に繋がっていると当園では考えています。では、どんな教育をしたら『自立』へ繋げていくことができるのか…それを園として問われ続けていました。そこで、2008年に勝山幼稚園に取り入れたのが自立に繋げるためのヨコミネ式教育法です。
ヨコミネ式教育では、『学ぶ力』 『体の力』 『心の力』の3つを重視しています。その中の一つ『体の力』では、卒園までに逆立ち歩きが出来るようになる事を目標にしています。逆立ちをする事で脳に血流が送られ前頭葉の発達、ひいては脳の発育に繋がるとも言われています。もちろん逆立ち歩きを指導するにはノウハウが必要なため、職員が指導できるように週1回指導員の方が来てくださったうえで行っています。
また、様々な体操(跳び箱など)を行う事で、腕力を付けることや身体の柔軟性を高め(身体と脳は密接に関連しています)、脳の発育や粘り強さを育んでいます。だからと言って、体操はあくまでも身体能力や集中力を身につけるためのツールの一つです。やらされるのではなく、遊びの延長として行う事で、自らがどんどん練習をして挑戦をする。そうした姿が見られるようになる事が重要だと思っています。
また、ヨコミネ式教育法には『学ぶ力』を培うための読み書き、計算がありますが、もう一つ石井方式を取り入れ実践しているのも当園の特徴だと思います。詳しい事を誌面でお話しするスペースはありませんが、この教育法は教育学博士・石井 勲先生の長年にわたる教育実践から生まれた優れた指導法です。石井方式を実践する事で、幼児期は素直にそのまま漢字を形としてとらえ記憶できる力がある事がわかります。私たちが想像している以上の能力が幼児期の子どもたちには備わっているのです。そうして言葉への関心や興味は子どもの知能を伸ばすカギとなり、豊かな心の成長へと繋がっていきます。
子どもたちは、遊びの延長としてこれらの教育を自然な形で受け入れ(先生たちの指導力も必要になりますが)幼児期にやる気スイッチをONにする習慣が身についていきます。このスイッチが身につく事で自己肯定感や自己効力感が育まれ、その先(10年後…)に結びつける事ができると信じています。
しかし、子どもの成長には当然個人差があります。一人ひとりに合わせた最適な学びになる事が重要です。そして読み書き・計算・体操・合奏を行う事は、学力をつけるために行うのではなく、集中力がついたり、『自学自習』ができるようになったり、「自ら」という自立につなげるためのツールであることを忘れないようにして、目的と目標が混同しないよう常に気を配っています。
『生きる力』を育むこと、そして自分たちで考え学ぶ『自学自習の力』を身につける事。その重要性は変化の激しい現代においてますます高まっているように感じています。
勝山幼稚園ではこれからもその事を大切に、幼児教育を行っていこうと思っています。
━ 園長から保護者の方へ伝えたい事などお願いします。
勝山幼稚園を選んでいただき、ありがとうございます。これからもご一緒にお子さまの成長を願い、見守っていきたいと思います。引き続きよろしくお願いします。
インタビュー雑記
子どもの集中力は実年齢に1分を足した時間と言われているそうです。だから幼稚園児なら10分集中出来たら◎、良く続いて20分が限界だそうです。それ以上すると、おなかいっぱいになり、飽きてしまうとか。そこで勝山幼稚園では20分を設定保育にして、いろんなこと(体操・合奏・制作など)を行い、子どもたちが「もうちょっとやりたかった」と言っても、一度活動を区切り「またしようね」と子どもの興味が尽きないようにしているそうです。とても興味深いお話でした。

★園を選んだ理由_ココが決め手
・園を訪れた際の園の雰囲気の良さ、園長先生をはじめ先生方の暖かさに魅力を感じました。また、教育方針においても、心の力 学ぶ力 体の力を育む自立に向けた保育スケジュールが組まれていることは、私自身の子育ての考え方とも合致し、安心して子どもを預けられる環境だと思い入園を決めました。(ニックネーム/A)
・決め手は子どもの成長が目で見てはっきりと分かると思えたことです。入園前の見学やプレ保育で年長さんの体操や読み書き計算や、合奏を見て、子どもはこんなにも大きく成長するのかと目を見張るものがありました。我が子の成長がとても楽しみになりました。(ニックネーム/ehimekko)
・私自身が通っていた園でもあるので、同じ所に通わせたいと思ったのが一番の理由です。ヨコミネ式も導入され昔とは違った雰囲気になりましだが、いろいろな事に挑戦する気持ちを大切にしてほしいと思っています。(ニックネーム/R)nn
★通った感想_通って良かった事
・娘が楽しそうに通ってくれていることが、何より嬉しく安心できます。娘は幼稚園に行きたくないといったことが一度もありません。むしろ年長の頃からは早く幼稚園に行きたいと親にせがみ困らせるくらいで…。きっと、園の先生方をはじめお友だちから大切にされているのだと思います。とても感謝しています。(ニックネーム/A)
・入園前までは、ヨコミネ式教育法と石井方式がよく分からなかったのですが、体操で逆立ち歩きをして見せてくれたり、漢字かな混じりの絵本を読んでくれたりして、たくさん驚かされました。初めのうちは自信がなかった子どもが自信あふれる顔で卒園してくれたことが嬉しかったです。(ニックネーム/ehimekko)
・幼稚園で学んだことや出来るようになったことを家で披露してくれる姿を見て、もうそんなことができるんだと驚かされます。自分に自信がつくことが増えているので、この園にして良かったなと感じます。(ニックネーム/R)
名称/学校法人勝山学園 勝山幼稚園
住所/愛媛県松山市高砂町1丁目5番12号
TEL/ 089-923-0074
開園/1950年6月
定員/ 190名
保育時間/ 7:30~18:30(預かり保育含む)
ヨコミネ式教育法・石井方式を取り入れた幼児教育
休園日/土・日・祝・年末年始
制服/なし
見学/随時対応可(事前連絡にて)
送迎バス/あり
送迎用駐車場/約5台可
★詳細はホームページをご覧ください
学校法人若草学園 認定こども園 若草幼稚園
松山市味酒町3丁目5-1 TEL:089-993-8183
・自立する ・自己肯定ができる ・他人のことが思いやれ、信頼できる
・自分の気持ちや考えがわかり、やりたいことがやれる ・好奇心を持ち知的に発達する


園長インタビュー

認定こども園 若草幼稚園 流水 元気 園長


自己肯定のできる子どもに育つことを中心に捉えています
━ 若草幼稚園として大切にしている事は何ですか?
一番大切にしていることは子どもたちに自己肯定ができるようになってもらうことです。何か特別にできることがなくても、失敗ばかりでも「わたしはここにいていいんだ」と自分のことを肯定できる子どもになって欲しいと思っています。また、自分の思ったことはちゃんと主張できるようになって欲しいです。そのためには、子どもが大人の顔色をうかがったり、空気を読んだりしなくていいような環境を整えることが必要だと思っています。
実際に自己肯定感を根っこに植え付けてあげるには、周りから肯定されるという経験が必要になります。「そのままそこにいていいよ、いるだけで価値があるんだよ」という言葉を親や保育者が伝え続けてあげてほしいと思います。そうすることで、「自分はここにいていいんだ」と安心できるようになり、情緒も落ち着いてきます。そうなれば、子どもは新しいことへチャレンジをしたり、遊びの中身を深めることができるようになります。
「自由保育」とは、好き勝手にしていいという訳ではなく、意思を持って、自由に表現できるように導くものだと考えています。まず、誰もが自由に過ごす権利があるという考えが大前提にあります。それが人の自由とぶつかったときに、どうすればよいか自分で判断できるようになって欲しいのです。ただ、子どもにはまだまだ対処の仕方など難しいことも多いので、主張することや相手の気持ちを考えることを保育者と一緒に経験してもらいたいです。
また、自分と真剣に向き合ってくれて、話を聞いてもらった経験があることは重要です。例えば、喧嘩の中でつい手が出てしまったときでも、いけないことだとただ伝えるのではなく、理由を聞くようにしています。大人が子どもの気持ちを代弁することで、子どもはなぜそうなったのか、伝えるすべを身に付けてほしいと思っています。
それには、保育者の力量が重要となってきますが、日々保育者同士が一人ひとりの姿を細かく見て話し合うことで、保育に深みがでるようになり、子どもたちの自己肯定感を育む保育へと繋がっていくのではないでしょうか。
━ 園長から保護者の方へ伝えたい事などお願いします。
保護者の方は、1番の子どもの味方であって欲しいと思っています。子どもたちは、外で頑張っているからこそ、家で我が儘になる時があったりするのです。
大変だとは思いますが、保護者の方も息抜きをしながら、園と一緒に子育てを楽しんで欲しいと思っています。絵本の読み聞かせにしても、おむつ替えにしても、子どもとのやりとりを大切にしてあげてください。親との信頼関係ができると、他の人とも信頼関係を築くことができるようになります。そのためにも、子どもが「自分はちゃんと見てもらえている」と感じられるようにしてあげてください。子どもとのコミュニケーションを大切にすることで、保護者も子どもの気持ちを受け止める力が育ち、育児を楽しめるようになるのではないかと思います。
インタビュー雑記
若草幼稚園では、「子ども会議」という、自分の思いを言葉にして伝える機会を大切にしています。年少児から、聞いてもらう経験を積んでいくことで、園児同士で話し合いができるようにしているそうです。多数決にするのではなく、意見が対立しながらも、全員が納得できる落としどころを見つけることを大切にしているとのことでした。また、「おやじの会」にも長い歴史があります。
パパたちが集まる機会があることで、顔見知りになり、園に足を運びやすくなっているそうです。

★園を選んだ理由_ココが決め手
・初め長男は別の幼稚園に通っていましたが、登園渋りが多く、夫婦で何度も話し合った結果、転園をさせる事に。いくつかの園を見学させて頂く中で、若草幼稚園は自然あふれる園庭、どこか懐かしさを感じる遊具、園内には大人の私が見ても好奇心をかきたてられる絵本や遊具が並んでいました。思い思いに自分の好きな事に集中して遊ぶ在園児を見た時、我が子はこの園で何をして遊ぶだろうとワクワクした事を覚えています。(ニックネーム/さち)
・自分の好きな事を見つけて、のびのび遊べる感じがした。成長に合わせて、色々な挑戦をさせてくれる。(ニックネーム/N.R)
・子供たちの、やってみたい!と思う事にじっくり取り組める環境がある。子どもの”今”の気持ちを大切に寄り添ってくれる幼稚園。異年齢の関わりも深く、思いやる気持ちや社会性がやり取りの中で育っています。ぜひ一度園庭開放へ!(ニックネーム/たつ)
・子供達がのびのびと楽しそうに生活していたので、この園に決めました。実際に通い始めて、子供に自主性が育ち、自分がしたい事をきちんと他者に主張できるようになったと思います。(ニックネーム/はる)
★通った感想_通って良かった事
・自分の好きな事をじっくり取り組める環境の中で、集中力が養われました。また、自分の気持ちを言葉にする事が増えました。若草のお遊戯会は何をするのか自分たちで決めます。「自信がないけど、やってみたい」「あの子も誘ってみようかな」という子の思いに寄り添って頂き、1つ1つの経験が自信につながっていく姿を見る事ができました。(ニックネーム/さち)
・喧嘩やもめごとも、まずは自分たちで解決することを教えてもらったり、1人1人考え方が違ったり、出来る事が違うという事を教えてもらい、それに対してどうしたらいいのか考えて行動出来るようになりました。(ニックネーム/N.R)
名称/学校法人若草学園 認定こども園 若草幼稚園
住所/愛媛県松山市味酒町3-5-1
TEL/ 089-993-8182
開園/昭和29年7月
定員/ 180名(保育園含む)
保育時間/ ・幼稚園8:00~14:00(延長保育18:00迄)
・保育園8:00~19:00
休園日/・幼稚園 土・日・祝・年末年始
・保育園 日・祝・年末年始
制服/なし
見学/随時対応可(事前連絡にて)
送迎バス/あり
送迎用駐車場/約12台
★詳細はホームページをご覧ください
学校法人松山学園 認定こども園 星岡
松山市星岡2丁目22-7 TEL:089-958-2468
遊びは生活 学びは科学 遊びは学び 自己肯定感を高めよう!


園長インタビュー

松山認定こども園 星岡 西宮 京子 学園町


子どもたちの生き抜く力の土台を育む幼児教育を!
━ 松山認定こども園 星岡として大切にしている事は何ですか?
子どもを受け持って育てる中で自己肯定感を高めることはとても大切なことです。その為には、子どもが自分は自分らしくていいんだと思えること、その子がその子らしい個性を持って(生きる力とは違った)生き抜く力の土台が幼児期に育まれていることが重要だと考えます。そこで私たちは、常にどんな教育が生き抜く力に繋がっていくのかを見据え、子ども達に伝える努力が必要になります。そして、その土台には必ず”遊び”を置くようにしています。何故なら子ども達にとってどんな遊びも必ず何かしらの学びに繋がっていると考えているからです。
例えば、年長さんは自分たちで作ったEM団子(水底の浄化やヘドロの分解をしてくれる)を持って川に行きます。そうすると子どもから「亀さんや鯉さんが川がキレイになったと喜んでいたよ」とか、「今度はお腹が空いたからパン持って来てと鯉さんがいよった」など思いも寄らない感想を真顔で話してくれます。そこには生き物を思いやる発想が芽生えています。
また、年中さんは野菜の食べ比べに行きます。すると大根が根っこに近い部分と葉に近い部分で味が違っていることに気が付きます。そこで料理によって大根の使う部分も変えると良いという知恵を得られます。疑似体験でなく、現場で感じ取ったり、本物で試したりできる環境を整えてあげることは、大人の役割です。子どもにとっては遊びですが、どちらも学びの場として繋がっています。こうした体験や経験の積み重ねが生き抜くための発想力や知恵を育む土台になります。だから先生たちも、より多く、より深く子ども達が遊びを通して学びとなる環境を創り出せるように、その時々の子どもの表情や仕草を小まめに感じ取りながら、今日はこうしよう、明日はああしようと知恵と工夫を凝らしています。
それと、生き抜く力の土台を作るのに大切な事に異年齢の子どもと一緒に遊ぶ必要があると思います。そこで切磋琢磨をする環境が知恵の伝達という子ども同士にとっての重要な文化といえば大袈裟かもしれませんが、そういったものになるのではないでしょうか。なによりそれは無理をしないで楽しく遊ぶ中で育まれることが素晴らしいと思います。
最後に園の存在が地域のコミュニティーの一翼を担うものでありたいと思います。何かをしたいと思いついた時、地域の方や、保護者の方の協力があれば、あれが無いから、これが不足しているから出来ないなんて事はありません。みなさんのご協力を得てこうすれば、ああすれば出来ると言う知恵が生まれます。そうして子ども達を含めた皆さまが「この園があって良かったね♪」「この園に通えて幸せ♪」と言ってもらえる園であることを大切にしていきたいと思っています。
━ 園長から保護者の方へ伝えたい事などお願いします。
今の世の中は煩雑で、生きづらく感じたり、お母さんも働いていて様々な事に余裕がないかもしれません。それでも、お父さん、お母さんには、何時も元気で笑顔を絶やさない親御さんでいて欲しいと願っています。ただ、子育ての良し悪しは他と比べたりする事ではありませんから、適度な頑張りで十分です。子どもさんにとって父親、母親はこの世の中にお一人しかいませんから、何時でも子どもさんが安心して声掛けのできる親御さんであって欲しいと思っています。
お子さんは、貴方にしかできない想いを実感できる宝物です。それを楽しんで、子育てしてくれると嬉しいですね。
インタビュー雑記
松山認定こども園 星岡の特色でもある「アトム宇宙探検隊」。幼少期より科学技術や天文学に興味を持ち宇宙への熱い想いを持ち続けて欲しいと2014年7月に結成されました。2015年からはJAXAとの連携授業を開始。なんと2022年には小惑星を発見「Hoshioka(星岡)」と命名されています、2023年には宇宙飛行士金井宣茂氏の記念講演も行われました。

★園を選んだ理由_ココが決め手
・1歳で入園する時に見学させてもらい、広い園庭で子ども達と先生が一緒になって生き生きと遊ぶ姿に魅力を感じました。また、小学生になっても学童保育で預かってもらえることも有り難いと思いました。子どもだけでなく、親にもしっかり寄り添ってくれるところが決め手でした。(ニックネーム/わたあめ)
・毎日温かい給食が食べられるということは、大きなポイントでした。園に見学に行かせていただいた時に、年齢関係なくのびのびと自由に自分の好きな遊びを楽しそうにしている園児たちの姿を見て、いいなと思い、この園に決めました。(ニックネーム/さーママ)
・1歳の頃から、一時預かりを利用させてもらい、その中で元気いっぱいに遊ぶ園児や、先生たちの明るさを見て安心して預けれるなと思った事と、ホームページを見て園外活動やイベントなどが多く、楽しく過ごせそうだなと思い、この園を選びました。(ニックネーム/かなえん)
・0歳児の支援センター通いの頃から、どの先生も気持ちの良い挨拶をしてくれて、園の雰囲気が温かくて好きでした。園庭には1人1人が遊びこめるこだわりのコーナーが充実していて、自由保育中心でありつつも、毎月お話し会、音楽集会、英語など、講師の先生を招いて様々な経験もさせてくれることに魅力を感じ、決めました。(ニックネーム/Kちゃんママ)
★通った感想_通って良かった事
本物の野菜と包丁を使ったおままごと、草花を使った色水作りなど、子供の好奇心をかきたてる遊びをたくさん体験させてくれ、遊びを通してたくさんの事を学んで成長していると感じます。先生方は、子どもの良いところをたくさん見つけて伸ばしてくださる、心強い存在です!(ニックネーム/わたあめ)
・先生方の親や子に対する接し方が明るくて丁寧で好感をもてます。遊び面では、本物のお野菜や物を使っておままごとをしたり、お花や野菜の皮をすりつぶして色水を作ったり、泥団子を作ったりと、家ではなかなかさせてあげられない遊びをたくさんさせてもらって、いつもニコニコ笑顔で帰って来ます。その顔を見て、この園に通わせて良かったなと思います。(ニックネーム/さーママ)
・兄妹2人とも、こちらの園を選んで通っていますが、それぞれの学年にあった役割があったり、自分より小さい子のお手伝いをして助けてあげたり、学年関係なくお友達が出来たりとすごく良い経験が出来ているなと日々感じております。(ニックネーム/かなえん)
・入園前は手足が汚れることに抵抗があった息子ですが、今では土山遊びが大好きに!定期的にふかふかな新しい土が補充され、裸足で得意げに土山のてっぺんに登っている我が子はとても良い笑顔をしています。日々チャレンジ精神を高めてくれている園の環境に感謝です。(ニックネーム/Kちゃんママ)
名称/学校法人松山学園 松山認定こども園 星岡
住所/愛媛県松山市星岡2丁目22-7
T E L / 089-955-2468
開園/昭和53年11月
定員/ 522名
保育時間/8:00~18:00
一時預かり/あり
子育て支援センター/あり
放課後児童クラブ/あり
延長保育/あり 7:00~8:00 18:00~20:00まで
病児病後児保育/あり (天山小児科ちゅうりっぷ)
休園日/日・祝・年末年始
制服/あり
見学/随時対応可(事前連絡にて)
送迎バス/あり
送迎用駐車場/約200台可
★詳細はホームページをご覧ください
学校法人勝愛学園 幼保連携型認定こども園 勝愛幼稚園
松山市土居田町841番地 TEL089-972-2545
げんきな子 かしこい子 やさしい子 がまんづよい子


園長インタビュー

幼保連携型認定こども園 勝愛幼稚園 大澤 孝次 園長


自ら考え行動できる子どもを育てる
━ 勝愛幼稚園として大切にしている事は何ですか?
自ら考え行動できる子どもを育てたいと思います。そのためには、日々の保育の中で遊びを通して、いろいろな体験をしながら学んでいくことが大切です。
まずは、一つ一つの活動をする過程で、思いっきり遊び込めることや、様々なことがこなせる体力づくりが重要で、そのための環境設定に力を入れています。勝愛幼稚園で行っていることの一つが、広い園庭を使った柳沢運動プログラムです。柳沢運動プログラムは、スポーツが得意になることを目標にしたものではなく、生活していく中で必要とされる運動能力の形成とともに、体と心を育て、将来、後伸びする子どもを育てることを目標にしています。柳沢秋孝先生が考案された規則性のある理論に基づいた遊びを通して、日常生活ではあまり使われない筋肉を動かし、支持力・跳躍力・懸垂力などを身に付け、できた時の達成感や満足感を自信につなげ、挑戦する気持ちや活動への意欲を育んでいきます。同時に共通の体験をしながら、身近な友達同士でのコミュニケーションをとる中で、我慢をしたり、人を思いやったり、仲良くする楽しさなどを学ぶことができます。
また、勝愛幼稚園では心豊かな子どもになるよう、絵本の読み聞かせにも力を注いでいます。たくさんの良質な絵本との出会いとともに、より深い思考力を身に付けるために、耳から入ってくる言葉と頭の中で浮かぶ状況が合致するように、同じ絵本を何度も繰り返し読み聞かせ、物語へのより強い興味を抱き、ますます読み聞かせの時間が好きになる工夫を行っています。
幼保連携型認定こども園では、子どもたちの入園時期が異なることから生じる経験差を補えるように活動を進め、子どもたちのちょっとした言葉や思い、アイデアを丁寧に受け止め、「もっとやりたい」と感じる環境を整えることを重視しています。
子どもたちが興味を持ったことに自ら取り組めるようにしていくことが、人生の基礎となる根っこの部分を育て、幼児期に最も大切だと考えています。
━ 園長から保護者の方へ伝えたい事などお願いします。
30歳の大人と5歳の子どもでは、体感時間に6倍の差があるといわれています。大人の10分は5歳児にとって、大人の1時間に匹敵するそうです。このような体感差があるからこそ、毎日10分ほど、絵本の読み聞かせをしたり、抱っこをしたりするなど子どもに寄り添う時間を作るだけでも、子どもにとっては貴重な幸福感を味わう時間になり、その時間を積み重ねることが心豊かに育つことにつながるのではないでしょうか。子どもが毎晩眠るときに「今日も楽しかった」と思えるような日常を大切にしていただきたいと願っています。
インタビュー雑記
勝愛幼稚園は、令和5年7月に園内に児童発達支援事業所「ひだまり」を開設したそうです。保育中に他施設へ移動しなくて済み、クラス担任との情報共有が密になるため、より細やかな対応ができるとのこと。今、何を目標にすればよいのか見える化したカリキュラムに基づき支援計画を作成し、保護者と指導員が状況を共通認識しながら療育を進めて行くようにしているそうです。また、園の子どもたちが個性の違いを受け止めながら、ともに前向きに成長していくことを目指しているとのことでした。

★園を選んだ理由_ココが決め手
・課外教室が多い事と、園庭が広い事です。4年保育があるのも決め手でした。のびのびと遊び、たくさんの事を学んでほしいという思いから選びました。(ニックネーム/SSママ)
・幼保連携で、通いやすい場所。そして、園行事やあそび、運動に力を入れている所。運動場も広くて、のびのびと通えそうな感じがして、第一希望にしたところ、決定しました。(ニックネーム/SHOMAMA)
・広々とした園庭がある/サーキット(柳沢式運動プログラム)/毎日の給食/知り合いのお子さんが通っていた安心感(ニックネーム/R)
・問い合わせをした時も丁寧に教えていただき園内給食で安心な事と、仕事をしていて習い事にもなかなか通わせてあげられない中、園での課外教室が充実している事、先生方の子ども達に対する接し方が皆さん優しくて決めました。(ニックネーム/サンサン)
・夫婦共働きなので通園のしやすさが第一優先でした。入園前のタイミングで引っ越ししてきたのですが、新居近くに大きな園があるということですぐに決まりました。(ニックネーム/もぐた)
・他の園ではない行事が充実していたのでこの園を選びました。子ども達が帰ってくるなり今日あった事、やった事など楽しそうに教えてくれるので安心して登園させる事が出来ています☆☆(ニッネーム/4兄弟ママ)
・在園児の人数が多い事が決め手です。(ニックネーム/匿名)
★通った感想_通って良かった事
・2歳から通っていますが、小さいうちからたくさんの先生方やお友達と関わる事で、社会性が身に付いたように思います。課外教室が多いので、クラスのお友達だけでなく、違うクラスのお友達とも楽しそうに話す姿を見て、勝愛幼稚園に通って良かったなと思います。(ニックネーム/SSママ)
・園の方向性だけではなく、園児一人一人に合わせたスピードで色々と進めてくれて、面談では成長した姿や出来いる事、こうした方がいいという事をしっかりと伝えてくれます。子どもも、自然に触れたりめいいっぱい遊んだり、お友だちもいっぱい出来て楽しんでいます。(ニックネーム/SHOMAMA)
・入園前には公園のすべり台や遊具を怖がっていましたが、毎日のサーキットや園での生活のおかげで公園でも「やってみる!」と、積極的に遊ぶようになりました。また、入園前から英語に興味があったので課外授業で英語に触れられる事や、どの先生も子どもの名前を呼んでくれるので安心して預けられるます。(ニックネーム/R)
・お姉ちゃんも通っていたので12年ほどお世話になっていますが、園長先生の方針がしっかりしていて、先生方、バスの運転手さんもとても優しいです。バスの確認もしっかりしてくれます。保育園や未就学児さんのクラスもあり、働くお母さんも助かります。小学校へ上がってもちゃんと座ってしっかりお勉強を聞ける子ども達になっています。娘も息子も幼稚園が大好きなので沢山遊んで、学んで、安心してお願いのできる幼稚園です。(ニックネーム/サンサン)
・先生一人一人が園児をよく見てくれています。少しの怪我でもいつも報告をしてくれるので、ありがたいです。(ニックネーム/もぐた)
・私の子どもは4兄弟で、みんな勝愛幼稚園(卒園)、在園児です。園の子の人数が多い中、一人一人をしっかり見てサポートしてくれてるので心強いです。(ニックネーム/4兄弟ママ)
・課外教室が多数あることです。(ニックネーム/匿名)
名称/学校法人勝愛学園 幼保連携型 認定こども園 勝愛幼稚園
住所/愛媛県松山市土居田町841番地
TEL/ 089-972-2545
開園/昭和44年4月
定員/ 550名
保育時間/ 7:00~19:00(預かり保育含む)
園内に児童発達支援事業所「ひだまり」と学童保育「こもれび」もあります
休園日/日・祝・年末年始
制服/あり
見学/随時対応可(事前連絡にて)
送迎バス/あり
送迎用駐車場/約200台可
★詳細はホームページをご覧ください
学校法人荘山学園 幼保連携型 認定こども園 三葉幼稚園
松山市山西町447番地 TEL:089-952-1777
・明るく元気な力を育てる ・やりぬく力を育てる ・教育の質の向上に向けて ・得意なことを伸ばす

※新園舎完成しました

園長インタビュー

幼保連携型認定こども園 三葉幼稚園 古森 宏子 園長


子どもがのびのびと生活できるために必要な保護者支援
━ 三葉幼稚園として大切にしている事は何ですか?
幼児期は、人として生活していくために必要な根っ子を育てる大切な時期です。そのためには子どもらしく色んなことを自分たちで考え、体験できる遊び場があり、安心して過ごせる生活の場のあることが重要です。それともう一つ必用なのが保護者支援です。近年は、保護者も様々な仕事に就かれて、本当に支援が必要な方もいます。そうした一人ひとりの異なる家庭の子どもの後ろに居る保護者支援(お手伝い)を行う事で、子どもたちは、のびのびと自分をだせるようになり、主体的な生活も送れるようになると思っています。
幼児期の遊びを通して得られる学びの大切さは誰もが言われている事です。その遊びもただ与えられたものではなく、自からが主体的に遊ぶことで、より多くの学びが得られると思います。さらにそうした遊びから得られる学びには、生きる方法の基盤も同時に育まれていると思っています。例えば、最近、至る所で起きている自然災害があります。今は何事もなく豊かに暮らしているけれど、いつ自分が被災者になるか分からないのが現実です。そんな時に自分の力でなんとかして生きていける子どもは、遊びの中でいっぱい失敗して、成功して、失敗して、成功して、そんな経験をたくさん繰り返してきた子だと思います。私たちは、子どもが今遊びの中で一体何を身に付けようとしているのか?何のためにこれをしているのか?子どもの力を信じて見守ってあげる事が大切です。もう一つ今年は災害と言ってもいいほどの猛暑がありました。当園では6月~9月中旬まで室内プールを2面大きなものをつくり一度に100人程度の園児が室内でプール遊びができるように準備していました。やり過ぎる設備投資はできませんが、職員たちは先を見通してどんな環境になっても子どもたちがそこで生活ができるように、いろんな場面で出来る方法と知恵を働かせて準備してくれています。これからはもっとAIが進化して10人必要だった仕事が1人で出来るようになります。でも私たちの仕事は人が人として生きることに必要な根っ子を育ててあげる事ですから、この先もAIに取って代わられる事はないと思っています。だからこそ私たちは子どもと一緒に一生懸命生活をしながら、子ども自身が工夫をして楽しみながら様々な事を乗り切れると信じて遊ばせています。
三葉幼稚園では、とにかく壁にぶつかった時にどうすれば乗り越えられるのか?知恵と工夫を働かせる事のできる子どもたちに育ってくれることを一番に考えています。
━ 園長から保護者の方へ伝えたい事などお願いします。
園が大切にしている事でも触れましだが保護者個人の環境や諸事情はみんな違います。中にはお子さんが事情を抱えていて、一人で抱え込んで苦しんでいる方もいらっしゃいます。そうした方も含めて、まず園として出来ることは、保護者の味方になってあげることです。でなければお子さんは救われません。私たちにできることは安心して子育てが出来る環境を出来る限りつくって、手助けをしてあげることです。保護者の味方になってあげないとその環境以上の子育ては出来ません。あとは園と保護者が両輪で子育てができるように、普段から色んな事で連絡が取り合える関係性が大切だと思います。
インタビュー雑記
令和6年3月に園屋外の遊び場敷地内に三葉病児園を新設しました。これは保護者の就労等の理由により、病気中の子どもを家庭で保育できない場合に、一時的にお預かりをする保育サービスです。三葉幼稚園は松山市から委託を受けており、一時的な預かり保育を実施することで、保護者の子育てと就労の両立を支援しています。詳しくは園HPでご確認ください。

★園を選んだ理由_ココが決め手
・初めて園を訪れた時、広い園庭で遊ぶ子ども達の姿と弾む声に私がここに通いたい!と思いました。元気に挨拶してくれる先生や質問にも丁寧に答えてくれている所が良い印象を受けました。(ニックネーム/シロ)
・親子で見学に行った時に泣いている園児への先生の対応がとても優しく、我が子も大切に預かってくださるだろうな♪と感じました。もう一つの決め手には“手作り給食”が週4回、家庭弁当が週1回のバランスが魅力的だったことがあります。(入園してみて手作り給食の美味しさにびっくりしました!) 先生が本当に子ども達の事を大好きで接して下さることと、園児たちの元気さ、楽しそうな様子を見て通わせようと決めました。(ニックネーム/ゆっちゃん)
・初めて園に行った時、園児がとても元気よく挨拶をしてくれました。また、年長さんが年下の子ども達を誘って楽しそうに園庭で遊んだり、お世話を積極的にしているのを見て、ここに預けたら色々なお友だちと上手に付き合えるのかなと思い決めました。(ニックネーム/おんぷ)
・園長先生の目指す幼稚園「ガリバー」。/すべての園児が元気に遊びその中でお友だち同士で考え、思いつき、行動していくことを尊重してもらえる学び方。/幼稚園児らしさを大切にしてもらえるので、のびのびと幼稚園生活を楽しむ事ができる所に感謝しています。(ニックネーム/たけ)
★通った感想_通って良かった事
・廃材で作った大きな鯉のぼりやお神輿など、ビックリする作品を作ります。また、園で育て収穫した食べ物を嬉しそうにもって帰ってきて、「一緒に食べよう!」と言ってくれた事が微笑ましく、とても良い環境で育ってくれています。(ニックネーム/シロ)
・園児数も多く学年を越えた友だちがたくさん出来て、毎日本当に楽しそうに通っています。”ぞうり”も足の発達に良さそうで本人も気に入っています。運動会の行事では先生方が子ども達を本気で応援をしてくれます! 普段も先生が子ども達と一緒に思いっきり遊んでくれます! どんな時も子ども達に最良な環境を常に考えて対応してくれるので、園には本当に感謝しています。(ニックネーム/ゆっちゃん)
・食育では年間を通して果物や野菜を収穫し、みんなで分け合って食べます。病気や鳥などから作物を守ったり、収穫をしたら数を数えてクラスごとに分けたりします。お知らせの手紙を書き、1つを4人で食べるから何個あったら大丈夫!など生活の中で国語、算数、理科など様々な事を学んで帰って来てくれています。(ニックネーム/おんぷ)
・毎日愛情たっぷり栄養満点の手作り給食がたべれることでカラダも心も成長させていただけるところに感謝しています。(ニックネーム/たけ)
名称/学校法人荘山学園 幼保連携型 認定こども園 三葉幼稚園
住所/愛媛県松山市山西町447
TEL/ 089-952-1777
開園/昭和47年5月
定員/ 480名(保育園含む)
保育時間/ 8:30~13:45
延長保育含む/ 7:00~19:00
三葉病児園/ 松山市・病後児保育事業
一時預かり事業/あり(ぴよぴよ)
学童保育/あり
休園日/日・祝・年末年始
制服/あり
見学/随時対応可(事前連絡にて)
送迎バス/あり
送迎用駐車場/約150台可
★詳細はホームページをご覧ください
学校法人多賀学園 幼保連携型 認定こども園 さくら幼稚園
松山市新立町4番23号 TEL:089–33-2241
“たくさんの個性”に出逢える“ぬくもり”のある認定こども園
遊びの中から〈静と動〉の保育を取り入れ社会規律の基礎を身に着ける


園長インタビュー
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幼保連携型認定こども園 さくら幼稚園 堀 司 園長


目には見えないからこそ心の成長を大切にしています
━ さくら幼稚園として大切にしている事は何ですか?
さくら幼稚園では当たり前に優しくしたり、人に迷惑をかけたりしない、思いやりのある子になってほしいと願っています。そうした心の優しさを備えるために重要なのは、競争意識を煽ることではなく、人として優しい人格形成のもとになるような環境を整えてあげることだと思います。そうすれば人として心が成長します。この目には見えない心の成長というものを培っていくのに役立つことはなにかといえば、私は五感を使う体験をいっぱいすることだと思っています。
その一つとして園では子どもたちにお茶会を体験してもらっています。なぜお茶会を体験してもらっているかと言うと、一つには茶道の色々な作法は人への思いやりやおもてなしからできているという事にあります。そしてお茶会を体験する中で子どもたちは、お茶の色を目で見て、鼻で匂って、舌で味わうことを自然に行います。
また、当園は石手川河川敷の木々が繁茂する神社ということもあって、茶会の間に鳥のさえずりや木々のざわめく音、時にはエアコンの風を聞くことさえできる静寂な環境が整っています。目、鼻、舌、耳、それら五感を使った体験がお茶会という空間がより一層の後押しをしてくれます。そして五感を使った体験はいつまでも深く心に刻み込まれます。そのことを、卒園した園児がママになり、我が子を当園に通わせるようになった時に必ず「今もお茶会は続けていますか?」と尋ねられる時に実感します。だからこそ園では感受性が育つ幼少期に、五感を使う経験をたくさんさせてあげたいと思っています。
それと、どんどん便利で身近になったSNSの使い過ぎは心の成長を妨げる要因になると思います。なぜならSNSの視覚情報は解りやすいのですが、検索したデータでは本物が持つ匂いや大きさ、生命力などが伝わりにくくなります。目で見ているだけで、命の大切さを感じ取って欲しいと伝えるのは難があります。やはり命あるものは五感全部で受け止めることが大切です。
また、すぐに検索できるSNSの機能は、大事な情報が自分の頭の引き出しに入りにくいという欠点があります。暗記すれば良い点数を取ることはできますが、それは頭の中の図書館に本が並ぶだけで、情報の使い方は解っていないような気がします。100冊の本が頭の中に詰め込まれている子よりも、1冊だけでもいいからボロボロになるくらい読みこんで、何かあった時にはそれのどこを開けば解決方法に繋がるな…と気が付く、そうした情報の使い方をわかるようになることが、身についた学力だと思っています。覚えることは大切ですが、それをどう使うかはもっと大切です。
いずれにしても視覚のみで得られる刺激に慣れてしまわないように、子どもたちには五感をいっぱい使って、様々な遊びの中で試行錯誤をしながら、事物(じぶつ)や物事には、融通を利かせる必要がある事を覚えて欲しいと思います。それが生きていく強い力と心を身につける萌芽となります。子どもたちには目に見えるものばかりに追われて、本当に大切なものを見失って大きくなってほしくないと思っています。
━ 園長から保護者の方へ伝えたい事などお願いします。
抱きついたり、お子さんがぬくもりを感じ取れる伝え方を大事にしてください。幼稚園児になると言葉の意味も理解たうえで、親御さんとの触れ合いを積極的に求めています。
あと、子どもと時間をつくることを理由に大人の生活リズムに付き合わせないようにしてください。夜に子どもが早く寝ないといけないのは、寝ている時間に身体も成長しているからです。と、言われても日常は目の前のことでいっぱいになりがちです。実践をするにしても気持ちに余裕ができないと難しいかもしれません。それでも普段から意識して、出来る限り実践をしてもらえたら嬉しいですね。
インタビュー雑記
さくら幼稚園は”あい幼稚園”や”ロザリオ幼稚園”と園の垣根を越えて交流をしいる希少な園です。あい幼稚園とは年に4回、ロザリオ幼稚園は年に3回の交流を行っているそうです。同じ園でも校区が違うことでお友達と一緒の小学校に通えなくなることがありますが、立地の近い園だと交流で出会った子と同じ小学校に通えるといった、嬉しい出会いもあるようです。また、幼稚園によって違う幼児教育のアプローチを知ることで、お互いを尊重し合うこともできるそうです。

★園を選んだ理由_ココが決め手
・園見学の際に在園児が明るく「こんにちは!」と挨拶してくれました。他の子ども達も元気に園庭を走り回ったり、思い思いの遊びを楽しそうにしている姿を見て、我が子もこの園でのびのび成長して欲しいなと思いました。子どもだけでなく先生方も笑顔で接してくださり、とても心地よく感じました。(ニックネーム/かざぐるま)
・お茶会など普段家庭ではなかなか出来ない体験が出来る事。毎日美味しい給食がある事。歌や花など豊かな環境がある事。(ニックネーム/よしの)
・園の見学をした際に先生がマンツーマンで丁寧に園内を案内して下さいました。神社の隣にある幼稚園ということで趣があり、お茶会や和太鼓、生花などの日本の文化に触れられるという事に心惹かれ選ばせていただきました。(ニックネーム/2児のママ)
・先生も子ども達も気持ちの良い挨拶をしてくれ、イキイキと遊んでいたこと。園庭や石手川公園が自然豊かで四季を感じながら遊べること。遊びと活動のバランス。小規模で自園給食があること等です。(ニックネーム/なえ)
・ワーママなので11ヵ月だった我が子を預かってくださる所が条件で見学へ行った2つめの園がさくら幼稚園でしたが、その場でここへ入れたいと思いました。理由としては、少人数で衛生的。そして、先生方がこちらの不安や心配を汲み取り丁寧に説明などをしてくださりました。認定こども園なので満3歳になっても幼稚園選びが不要なのもプラスのポイントでした。(ニックネーム/りーさなママ)
★通った感想_通って良かった事
・園内調理の温かく品数豊富な手作り給食、園舎に隣接している立派なお茶室で行う修養の時間、集団生活の中でも自分の好きな遊びを楽しめること…挙げればきりがないほど良い事づくしです! また、しっかりと挨拶ができ「ありがとう」や「ごめんなさい」と素直に言えるようになり、心の育ちを感じます。(ニックネーム/かざぐるま)
・挨拶など基本の礼儀をしっかりと教えてもらえること。主体性を尊重したうえで指導していただけることも嬉しいです。(ニックネーム/よしの)
・園を選んだリ理由に挙げた日本の文化以外にも、時間外のクラブ活動では、英語や音楽、体操教室と様々な体験をさせてあげることが出来ます。子ども達の多方面の成長を感じることが出来てとても嬉しく、さくら幼稚園を選んで良かったと思っています。(ニックネーム/2児のママ)
・一人一人を大切にして園全体で温かく育ててくれること。本人が好きなことを思いっきりできること。お茶会をはじめ、普段から楽しみながら礼儀作法を覚えられること。温かく美味しい給食のおかげで食べられるものが増えたこと等、書ききれません♪(ニックネーム/なえ)
・卒園したお兄ちゃんを含め3人の子ども達がお世話になっております。様々な行事を通して日々成長を感じる事が出来ています。何と言っても園にお茶室があり、毎月お茶会があります。子どもにとっては長時間ですが、集中力が養われていると思います。友人が園の見学で訪れた際に、しっかりとした口調で挨拶や対応が出来ていたと聞き、非常に嬉しかったです。70年変わっていない制服も伝統を重んじていて魅力的です。(ニックネーム/りーさなママ)
名称/学校法人多賀学園 幼保連携型 認定こども園 さくら幼稚園
住所/愛媛県松山市新立町4-2
TEL/ 089-933-2241
開園/昭和29年2月
定員/ 135名(保育園含む)
保育時間/ ・幼稚園8:00~14:00(あずかり保育18:30迄)
・保育園7:30~18:30
休園日/・幼稚園 土・日・祝・年末年始
・保育園 日・祝・年末年始
制服/あり
見学/随時対応可(事前連絡にて)
送迎バス/あり
送迎用駐車場/約9台可
★詳細はホームページをご覧ください
学校法人慶応学園 慶応幼稚園
愛媛県松山市森松町1110番地
・かんがえるこ ・あかるくすなおなこ ・げんきでたくましいこ ・なかよくあそぶこ


園長インタビュー

慶応幼稚園 二宮 一朗 園長


子どもたち一人一人の可能性を引き出すことを目指して!
━ 幼稚園として大切にしている事は何ですか?
当然のことですが、幼児教育にこれが正解だと言い切れるものはありません。だからこそ、それぞれの私立幼稚園がそれぞれの方法で子どもたちと日々真剣に向き合っておられることと思います。その中にあって慶応幼稚園では、教育の目的を子どもの将来に向けた自立の基礎づくりに置いています。
自立と聞くと大袈裟に聞こえますが、園で目指しているところは「自分で出来る簡単な事は自分でする」ことです。たとえば自分で服の着脱をする。自分の荷物は自分で持つといったこと等です。なあんだそれぐらいと思われている保護者の方もいらっしゃるでしょうが、手のかけ方の塩梅がわからないために必要以上の手助けをしてしまい、着脱や荷物は大人がしてくれて当然と思っている子どもは増えています。
また、園から帰ると、友だちと遊ぶことも減っています。その理由には、もちろん色んな事情が絡んでいますが、子どもは子ども同士の遊びから世界観が拡がっていきます。それは親子間のコミュニケーションで補う事が出来ない部分です。むしろそれだけに頼っていると、大人と子どもとの距離感が曖昧となったり、依存し過ぎたり、子どもが大人になった時に何かしらの歪を生んでしまう可能性があります。
あと身体的な自立があります。走る、投げる、跳ねるといった日常的な動きが普通にできるようになることです。通常なら自由自在に走り回る遊びの中で身に付く機能ですが、その機会が減っている現在では、バランスよく発達できていない子どもが増えています。こうした自分で出来る事は自分でする、日常的な運動機能を身に付けていく、そうした経験を重ねる中で何をしないといけない、これは危ないなといった自己判断の出来る(自立をするための基礎)子どもになって欲しいと思っています。そのために園では、子ども自身が興味をもって取り組めるように様々なアプローチとカリキュラムを職員みんなで考えています。
最後に職員には子どもへの言葉のかけ方には気を付けることを繰り返し伝えています。言葉のかけ方ひとつで個性として伸びるチャンスになったり、自信を失わせたりする事があります。子どもの成長度合いや取り組み方は当然一人一人異なります。最初に言いましたように幼児教育に正解はありません。園で取り組んでいる事だから、こうならないといけないといった、固定観念に陥ることなく、子ども一人一人が持っている多種多彩な可能性を引き出すことが出来る幼稚園でありたいと、強く思っています。
━ 園長から保護者の方へ伝えたい事などをお願いします。
そうですね、一つは親御さんも色んな事で時間に追われているとはお察ししますが、少々もたついても、服の着脱や、自分の荷物は自分で持つ、片づけるといったお子さんが園で過ごしている生活スタイルを家でも継続できるようにして欲しいと思います。もう一つはデジタル機器に触れる機会を年齢が大きくなるまで極力短時間にして欲しいと思います。特にSNS関連は幼児期の子どもには刺激が強すぎるものです。外との接点を作って色んな経験を積んでもらいたい幼児期なのに、ネットの視聴やゲーム等が他の事より高い優先度になってしまいます。皆さんの生活スタイルが変化している中で大変だとは思いますが、お子さんの将来も考慮して努力していただけるとありがたいですね。
インタビュー雑記
慶応幼稚園のHPにアップされている園長先生ブログの中で、ボードに手書きで綴られたメッセージが気になり尋ねてみました。なんと学期中は毎日違うメッセージを書かれているそうです。「H22年(2010)から園児たちに文字に興味を持ってくれればと始めた、この一言メッセージも15年になります」とさらりと言われていました。「大小に関わらず最初の一歩は大変ですが、最初の一歩を踏み出せば次の一歩、その次の一歩と、そして21日間程度を目途に続けて行けば習慣化され日常的に続けられるようになりますよ」と、教えて下さりました。だからこそ、挨拶や歯磨きといった生活習慣のベース等を、幼児期に習慣化させてあげる事は極めて大切なことだと知りました。

名称/学校法人慶応学園 慶応幼稚園
住所/愛媛県松山市森松町1110番地
TEL/089ー956ー7034
開園/昭和50年4月
定員/480名
保育時間/8:30~14:30
延長保育/あり 18:00まで
休園日/土・日・祝・夏季・年末年始
給食/月・火・水
制服/あり
見学/要相談(事前連絡にて)
スクールバス/あり
送迎用駐車場/約80台可
★詳細はホームページをご覧ください