食物アレルギーって何?
食べたり、触れたり、吸い込んだりした食物に対して、体が過敏に反応して起こる症状のことをいいます。
どんな症状があるの?
- 皮膚:あかみ、じんましん、腫れ、かゆみ など
- 粘膜:目のかゆみ、鼻水、口の中や 唇・舌のかゆみ など
- 呼吸器:咳、「ゼーゼー」・「ヒュー ヒュー」する、息苦しい、唇や爪が 青白い(チアノーゼ)など
- 消化器:気持ちが悪くなる、嘔吐、 腹痛、下痢 など
- 神経:頭痛、意識もうろう、尿や便 を漏らす など
- 循環器:血圧低下、脈が不規則、手 足が冷たい など
危険! 「アナフィラキシー」とは?
複数の臓器に重い症状が現れる場合のことです。そこに血圧低下や意識障害を伴う場合を「アナフィラキシーショック」といい、とても危険な状態となります。
食物アレルギーの食事のポイントとは?
医師の診断に基づいた対応を!
原因食物や、症状が誘発されない程度の食べられる量は、医師が判断します。食物アレルギーが疑われる症状が見られた場合は、過剰な除去にならないように自己判断せず、必ず医師の診断に基づいて進めましょう。
バランスのよい食事を意識!
お子さんは何が食べられるのかをよく知り、食べられる食品を上手に組み合わせ、主食・主菜・副菜のそろったバランスのよい食事を意識しましょう
定期的に受診をして、食品を選択!
定期的に医療機関を受診し、食べられる食品の種類や量を確認しましょう。 また、加工食品にはアレルギー表示が義務化または推奨されています。お子さんの状況を理解し、表示を確認する習慣をつけましょう。