子どもの偏食
この前まで何でも食べていた子が、最近は好き嫌いをするようになった。子どもが同じものばかり食べるので献立に困っている。そんなお子さんの偏食にお悩みの方へ、食事のポイントをお伝えします!
育みたい「食べる力」!
国の調査では、2~6歳未満児の保護者の約8割が子どもの食事に悩んでおり、悩みの約3割は「偏食」や「むら食い」だと分かっています。つまり、たくさんの方が同じ悩みを抱えているんです。
これを解決するポイントは、5つの“食べる力”を育むことです。
(1)おなかがすくリズムをもつ力
・おおよそ決まった時間に食事し、遊び、睡眠をとり生活リズムを整えましょう。
・おやつは食事を補うもの。食べる時間と量を決めましょう。
(2)食べたいもの、好きなものを増やす力
・苦手なものは、刻んだりすりおろしたりして、好きなものに混ぜてみて。風味のあるものも上手に使いましょう。
例)ホワイトソース、ケチャップ、カレー粉 など
・無理強いせず、食べられたらしっかり褒めましょう。
・ほんの少しの“映え”で、楽しい食事にしてみましょう。
(3)家族や仲間と一緒に食べる楽しさを味わう力
・ゆったりとした気分で食卓を囲みましょう。
・「おいしいね。」などと声をかけ、大人も食事を楽しみましょう。
(4)栽培、収穫、調理を通して食べ物に触れる力
・一緒に買い物へ行ったり、調理を手伝ってもらったりしましょう。
・育てやすい作物を育てて、料理に添えてみましょう。
(5)食べ物や身体のことを話題にする力
・「どんな味がする?」「体は元気かな?」など、お子さんに聞いてみましょう。
・買い物や食事、遊びなどの時に話してみましょう。
-
困ったらご相談を!
松山市では、各すくすく・サポートで栄養士がモグモグ相談を行っています(要予約)。
また、電話やオンラインでの相談もあるので、悩みや困りごとは抱え込まず、気軽にお問い合わせください♪
【問合せ先】
松山市保健所 健康づくり推進課 TEL:089-911-1859 FAX:089-925-0230