~11月8日はいい歯の日~家族みんなで歯と口の健康を守りましょう
いつまでも健康な歯と口でいることは、元気で楽しく生活していくために大切です。
そこで、お子さんをはじめ家族みんなの歯と口の健康を守るためのポイントをご紹介します。
妊婦さんの歯と口の健康のために
妊娠中は、つわりやホルモンのバランスの変化等によってむし歯や歯周病になりやすく、特に口の中のケアが大切です。さらに、歯周病がひどい場合、早産や低体重児出産のリスクが高まるという報告もあります。体調のいい時に歯科健診を受けましょう。
お子さんの歯と口の健康のために
小さいころから歯みがきやおやつの取り方などの正しい生活習慣を身に付けることは、将来のお子さんの歯と口の健康につながります。おやつの回数は1日に多くても2回までにし、時間と量を決め、ダラダラ食べる習慣をなくしましょう。あわせて、むし歯に負けない強い歯にするために歯科医院で定期的にフッ素(フッ化物)を塗ってもらいましょう。
お子さんの歯みがきのポイント
〈その1〉月齢にあわせて「仕上げみがき用」と「お子さん用」の2本を用意しましょう。
〈その2〉力を入れすぎるとお子さんは痛がり歯みがき嫌いになることも。軽い力でみがきましょう。
〈その3〉歯みがきを嫌がる場合は、お子さんを仰向けに寝かせ、太ももでお子さんの頭をしっかり固定してみがきましょう。また、動画アプリを使うことも1つの方法です。
〈その4〉歯みがきが終わったら上手にできたことをたくさんほめてあげましょう。また、家族内でむし歯菌がうつる可能性が指摘されています。お父さんやお母さんなど家族全員が歯と口の健康を保つことも大切です。
家族みんなの歯と口の健康のために
【ポイント1】 毎日の丁寧な歯みがき
歯みがきの目的は、歯垢を落とすことです。歯垢の正体は口の中にいる生きている細菌のかたまりです。
毎日の正しい歯みがきでみがき残しをなくしましょう。
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歯みがきの基本
○ 家族みんなでみがいてみよう!
① 歯ブラシは鉛筆持ち
② 歯ブラシの毛先は歯にぴったり当てる
③ 力は入れない
④ 小刻みに動かす
【ポイント2】 よくかんで食べましょう
【ポイント3】 かかりつけ歯科医院で定期歯科健診
歯を失う2大原因は、「むし歯」と「歯周病」です。歯周病は糖尿病をはじめ全身の様々な病気に関連するといわれています。定期的に歯科健診を受け、早期発見・早期治療につなげましょう。
松山市保健所健康づくり推進課 健康支援担当(歯科)
TEL 089-911-1868
FAX 089-925-0230