お子さんの食事で、昨日まで食べていたのに急に食べなくなった、好き嫌いがあるなどの困りごとはありませんか?
お子さん一人一人の食事のとり方には個性があります。楽しく食べることができるように、調理の工夫や食卓の雰囲気づくりをしましょう。
★ 偏食をなおす工夫
おやつは食事の一部と考えましょう
おやつは、食事の妨げにならないように、与える時間と量を決めて3回の食事で足りないものを適量あげるようにしましょう。(水分補給も忘れずに)
おやつにオススメ!
- 果物(みかん、りんご、いちごなどの旬のもの)
- いも類(さつまいも、じゃがいもなど)
- 牛乳・乳製品(無糖ヨーグルト、チーズなど)
- その他(こざかな、枝豆など)
- 手作りおやつ(プリン、蒸しパン、やさいクッキーなど)
楽しい雰囲気で食欲を高めましょう
- まわりの大人が手本となって、いろいろな食品をバランスよくとり、正しい 食習慣を身につけさせてあげましょう。
- おもちゃを片付ける、テレビを消すなど、食事に集中で きる環境を整えてあげましょう。
- 家族等で食卓を囲み、食の楽しさやコミュニケーションを 図りましょう。
「食事は楽しい」と感じさせましょう
- 食材を手に持たせ、大きさや重さ、手触り、においなどを体感させてみましょう。また、一緒に買い物をした時は、お子さんに食材を選んでもらうこともよいでしょう。
- 食べ物や料理が出てくる絵本を読み聞かせるなど、遊びを通して、「食」に触れさせてあげましょう。
苦手な食品は調理を工夫しましょう
- 苦手な食品は、細かく刻んだり、すりおろしてお子さんの好きな食品に混ぜてみましょう。
- 切り方や盛り付けで見た目にも楽しい食事になるような工夫も大切です。
- ホワイトソースやケチャップ、カレー粉など風味のあるものを上手に利用してみましょう。
無理強いはやめましょう
- 食べられないものがあっても、ほかの食品で栄養的に満たされているものがあればかまいません。
- 嫌がって食べないときは、少し間をおいたり、雰囲気を変えてみましょう。
- 苦手なものを食べられたときは、しっかりとほめて自信を持たせてあげましょう。
- お問合せ先
松山市保健所 健康づくり推進課
TEL 089-911-1859
FAX 089-925-0230
category : 学ぶ | posted at 2022.2.20