受動喫煙のこと
たばこを吸うことによる健康への影響は、本人だけでなく、受動喫煙を受けている人にもおよびます。受動喫煙でも病気になるリスクが高くなり、妊娠中に受動喫煙にさらされると低出生体重児出産の発生率が上昇するといった研究結果が報告されています。また、赤ちゃんが生まれてからも受動喫煙にさらされることは、喘息などの呼吸器疾患等や、特に乳幼児突然死症候群(SIDS)の大きな危険因子とされています。
マナーからルールへ
令和2年4月1日から受動喫煙を防ぐための新しいルールがスタートしています。飲食店などの多くの施設は原則屋内禁煙です。小規模の飲食店やお店の中に設置している喫煙室では喫煙することができますが、これらのお店の出入口には標識を掲示することが義務付けられ、親と一緒であっても子ども(20歳未満)は入ることができません。お店を利用する際は、標識の有無や掲示内容を確認し、受動喫煙から赤ちゃんを守りましょう。
お店出入口の標識の一例
イエローグリーンリボンを知っていますか?
イエローグリーンリボンは、「たばこの煙を吸いたくない」という気持ちをさりげなく周囲の人に伝えることを目的とした取り組みです。イエローグリーンリボンは、松山市保健所健康づくり推進課の窓口で配布しています。ぜひ、ご活用ください。
5月31日は「世界禁煙デー」です
毎年5月31日は、世界保健機関(WHO)が定める「世界禁煙デー」です。また、5月31日~6月6日の1週間を「禁煙週間」としています。たばこは、喫煙者本人だけでなく、家族や周囲の人にも影響を与えます。この機会に、禁煙について考えてみましょう。
お問合せ先
松山市保健所 健康づくり推進課
健康相談ダイヤル 089-911-1817
受付時間 月~金曜日(祝日を除く)8時30分~17時